顧客の場所へ出向き、事務所や自宅では接客しない非店舗型ビジネスは、Googleビジネスプロフィールから住所を非表示にし、サービス提供地域を設定します。実店舗でも接客し、配達や訪問も行うハイブリッド型ビジネスは、条件を満たせば住所とサービス提供地域の両方を表示できます。
住所を非表示にするかどうかは、プライバシーだけで決める設定ではありません。その住所で営業時間中に顧客対応を行う実店舗か、顧客先だけでサービスを提供する事業かを基準に判断します。
最終更新: 2026年8月29日
来店型・訪問型・ハイブリッド型の違い
| 事業形態 | 顧客対応の場所 | 住所表示 | サービス提供地域 |
|---|---|---|---|
| 実店舗型 | 登録住所で顧客に商品・サービスを提供 | 表示する | 設定対象外(訪問・配達も行う場合はハイブリッド型) |
| 非店舗型 | 顧客先へ訪問し、登録住所では接客しない | 非表示にする | 設定する |
| ハイブリッド型 | 登録住所でも接客し、配達・訪問も行う | 条件を満たせば表示 | 設定できる |
Googleは、非店舗型ビジネスを、顧客の所在地へ出向いて商品やサービスを提供し、ビジネス拠点では接客しない事業と説明しています。清掃サービスや配管工事などが例です。サービスを提供する地域全体に対して、プロフィールを一つだけ作成します。
ハイブリッド型は、登録住所で顧客対応を行いながら、配達や訪問サービスも提供する事業です。住所を表示するには、営業時間中にスタッフが対応でき、ビジネス名を示す常設看板があるなど、実店舗としての条件を満たす必要があります。
住所を非表示にすべき条件
次に当てはまる事業は、住所を非表示にしてサービス提供地域を登録します。
- 顧客が事務所や自宅を訪れてサービスを受けることがない
- 顧客先へ訪問、配達、出張してサービスを提供する
- 登録住所に常設看板がなく、営業時間中の対面対応も行わない
- 自宅住所を事業拠点に使うが、自宅で顧客対応をしない
郵便物を受け取るだけのバーチャルオフィスや私書箱は、実際にサービスを提供する住所として登録できません。コワーキングスペースも、分かりやすい看板が常設され、営業時間中に顧客対応できるスタッフが常駐するなどの条件を満たす必要があります。
実店舗で顧客対応を行う場合に、集客範囲を広く見せる目的だけで住所を隠す設定は適切ではありません。登録方法全体はGoogleビジネスプロフィールの登録手順も確認してください。
住所を非表示にする手順
- 管理用Googleアカウントでビジネスプロフィールを開く
- 「プロフィールを編集」から「所在地」を選ぶ
- 「ビジネス所在地」の横にある編集を選ぶ
- 「ユーザーにビジネスの住所を表示する」をオフにする
- 「保存」を選ぶ
住所を非表示にすると、公開プロフィールにはサービス提供地域だけが表示されます。サービス提供地域を入力していない場合は、Googleがローカルエリアを選ぶため、保存後に意図した地域になっているか確認し、必要に応じて編集します。
サービス提供地域を設定する手順
1. 所在地からサービス提供地域を開く
「プロフィールを編集」、「所在地」と進み、「サービス提供地域」の横にある編集を選びます。
2. 市区町村や郵便番号で地域を指定する
候補を選ぶか、市区町村や郵便番号などを入力します。指定できるサービス提供地域は最大20か所です。以前使われていた拠点からの半径指定は現在編集できないため、地域名や郵便番号へ置き換えます。
3. 実際に対応できる範囲へ絞る
Googleは、地域全体の境界をビジネス拠点から車で約2時間以内に収めるよう案内しています。実際の移動時間、スタッフ数、出張費、配達条件を確認し、対応できない地域を加えないでください。
4. 保存後に公開表示を確認する
保存し、Google検索とGoogleマップの公開画面で住所が隠れているか、地域が正しいかを確認します。Googleの案内では、承認されたサービス提供地域の編集内容が表示されるまで最長48時間ほどかかる場合があります。これは反映を保証する固定時間ではありません。
住所や電話番号などの編集が反映されない場合は、プロフィール変更の確認手順で審査状態を確認します。
設定前後のチェックリスト
- 登録住所で顧客対応を行うか確認した
- 非店舗型なら住所を非表示にした
- ハイブリッド型で住所を表示する条件を満たしている
- バーチャルオフィスや私書箱を登録していない
- サービス提供地域を最大20か所以内で指定した
- 半径ではなく市区町村や郵便番号を使った
- 実際に訪問・配達できる範囲だけを登録した
- 公開画面で住所と地域の表示を確認した
カテゴリも事業形態と一致しているか確認する場合は、GBPカテゴリの選び方を参照してください。
よくある質問
自宅を事業住所にしている場合は非表示にできますか?
自宅で顧客対応をせず、顧客先へ出向いてサービスを提供する非店舗型ビジネスなら、住所を非表示にしてサービス提供地域を設定します。自宅で顧客対応する実店舗型かどうかを先に確認してください。
店舗と訪問サービスの両方がある場合はどうしますか?
登録住所で顧客対応を行い、配達や訪問も行うハイブリッド型なら、住所とサービス提供地域の両方を設定できます。営業時間中に対応できるスタッフと常設看板など、実店舗の条件を満たす必要があります。
サービス提供地域は半径で指定できますか?
現在は半径距離で指定できません。市区町村や郵便番号などで設定します。以前の半径指定が残っている場合も編集できないため、新しい地域指定へ変更します。
サービス提供地域を広くすると上位表示されますか?
上位表示は保証されません。サービス提供地域は、顧客へ対応可能な範囲を知らせる情報です。Googleが案内する範囲と実際の営業体制に合わせ、正確に登録してください。
参照したGoogle公式資料
登録住所で顧客対応をしない非店舗型ビジネスは住所を非表示にします。実店舗と訪問サービスの両方を行う場合は、住所表示の条件を確認したうえでサービス提供地域を追加してください。
MEO対策の全体像は、MEO対策とは?2026年完全ガイドで確認できます。